｢AGCO常州新工場プロジェクトが順調に進み、一期は去年末生産開始し、二期は5月末に竣工し、今年末に生産開始する予定｣とこのほど、武進高新区AGCO常州プロジェクトの責任者であるドイツ人のトーマス氏が話した。

    アメリカAGCOグループは世界トップ500社で、全世界3番目の大手農機企業でもあり、傘下に｢マッセイ ファーガソン」ブランドのトラクター、シスディーゼルなどの世界的有名なブランドがある。中国とアジアにおける農業の期待を込めて、2009年から現在まで、同グループは中国での投資が全体の20％を占めるようになり、それぞれ常州、大慶、兗州、上海で五つの工場を設立した。常州で二つのプロジェクトを投資し、総投資額が2.18億ドル、中で一番多い。

    2010年に、AGCO(常州)農業機械有限公司が武進高新区で設立され、総投資額が1.9億ドル。新工場は二期に分けて建設をする予定、一期は主にトラクターエンジン、変速機、後車軸の生産ライン、二期は完成品にするまでの組み立て、研究開発を主とする。

    AGCO(常州)社は生産開始した後、トラクターを2万台、エンジンを3.6万台と変速機を3.6万台生産でき、中国での売上げ目標が10億ドルである。6月末までに、常州工場はトラクターが1151台、エンジンが8250台出荷され、製品は中国各地に販売され、世界市場に輸出される予定。