5月18日、方国強副市長はオーストラリアウィンダム副市長Kate Roffey氏と会談した。

　ウインダム市は、オーストラリア大陸最南東ヴィクトリア州の州都メルボルンの西周辺部に位置し、広大な産業・住宅地帯となっており、メルボルンの郊外地域として発展している。主要道路、鉄道も整い、漁港・空港も近くに位置し、また、労働者・土地を豊富にもつ好条件を備えているため、大都市メルボルンを抱えたヴィクトリア州の国家経済の戦略的地域として位置づけられている。化学生産、金属製品、食品加工業などの領域は優位性を持ち、オーストラリアで最も太陽電池パネルがある町でもある。

　ヴィクトリア州は江蘇省と友好省・州を締結してもう38年。協力連携により、ウインダム市は常州市と国際友好都市を結び、経済、貿易、科技、教育、文化、衛生などの領域で全面的な協力提携を推進する予定。

　昨年、常州はオーストラリアへの輸出入金額が13.2億ドルに達し、前年同期比11.7％増。輸出製品は機電、紡績、太陽電池、金属製品を含む。

　昨年末まで、常州に登録されているオーストラリア系企業はのべ194社、協議登録金額8.06億ドルである。